秋の種まきと畑の様子。小指サイズのリトルフィンガーナスやニラの花など


9月は日中、暇さえあれば畑に行って種まきの日々。



夏に草刈りが間に合わなかったエリアはこんなに草ぼうぼうになっている。まずは鎌で草を刈るところから。


セイタカアワダチソウなど宿根草の根は、なるべく取り除いておく(根がある限り何度も生えてきて、だんだん勢力を拡大していく)。


自家採種したダイコンの種を蒔いた。アブラナ科のダイコンは交配しやすいので、もはや何の種類のダイコンなのかわからない。育ってみてのお楽しみ。

台風がやってくる前だったので、大雨で流されてしまわないように土を多めにかけておいた。


他に最近まいた種は、金町小かぶ、広島菜、野沢菜、自家採種のにんじんなど。ティーパックの袋が種入れにちょうどよくて再利用している。

この時期の畑の大半は野菜以外の草が占めているが、野菜もいろいろ育っている。


今年はサツマイモがいつにも増して元気で一帯を覆い尽くしている。


「リトルフィンガー」という品種のナス。もっと大きな実がなるときもあるけれど、この実は「リトルフィンガー」(小指)の名の通り、ちょうど小指くらいのサイズ。


バジルの花。摘みたてバジルを刻んだりジェノベーゼ風にしてパスタにすると美味しい。


仏生山(高松市)の古書店 「ヘチマ文庫」でもらってきた種から育ったヘチマ。大風で支柱が倒れてしまったままだけど、大きな実がいくつか成っている。


最初は糸のように細かったアスパラが少しずつ大きくなってきた。周りの草はあっという間に成長するけれど、アスパラはゆっくりなので芽を出してから周りを4、5回は草刈りしただろうか。


オクラの食べ時もそろそろ終わり。採り遅れて大きく育った実は種採り用。


モロヘイヤには夏の食卓でずいぶんお世話になった。新芽をどんどん摘んでも、どんどん伸びてくる。最近は黄色いつぼみをつけ始めた。


前に食べたカボチャの種から育ったカボチャ。何という種類だろう。


まだ支柱を立てられずいるつるむらさき。横へ横へと伸びていく。


去年育った落花生がびっくりするほど美味しく、去年の落花生を土にうめて今年も育てた。去年よりもさらに元気。


去年育ったエゴマがこぼれ種で自然に増えた。葉っぱは刻んで野菜炒めに。


ニラも花盛り。


畑の中でひときわ白く輝いている。

秋は春と違って、どんどん伸びる草のスピードに追いかけられずに種まきができる。草ぼうぼうでどこから手を付けようか・・という状態だった畑がだんだん整っていくのが楽しい。


by 硲 允(about me)
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