竹の茶こしの楽しみ。プラスチック製のティーバッグは避けたい

ティーバッグに入っていない大入りの茶葉を買ってお茶を入れるとき、以前はコットン製のティーバッグに入れて抽出していたが、最近、近所でそのティーバッグが買えなくなり、どうしようかと迷った。

プラスチック製のティーバッグならどこにでも売っているが、熱湯を注いだときにプラスチックが溶けだしそうだし、使ったあと、生ごみと一緒に土に還せないのも困る。

イギリスの記事だけど、イギリス国内で年間60億杯のお茶が飲まれたとして、ポリプロピレンのごみが150トン生じるという(参考記事:Treehugger)。

結局、昔からあるこの道具に頼ることにした。


竹製の茶こし。

やかんに、いろんな薬草のミックスや、ハーブや、その時々の気分に応じた茶葉を入れて沸かし、茶こしで濾してポットに入れておけば、いつでも温かいお茶が飲める。


カップに直接入れるときも、ぴったりの大きさ。


カップに引っ掛けるところも付いていて、使いやすさが考えられている。

竹の道具は、使っていて気持ちがいい。お茶にプラスチックや金属のにおいが移ることもない。竹のにおいが移ったのは感じないが、竹の香りならどうぞどうぞ。

毎回、使ったあとに洗うのがちょっと面倒かなぁと思っていたが、それほどでもなかった。さっとゆすいで、裏向けてぱっぱと振れば、茶葉がきれいに落ちてくれる。

見た目も美しく、見ていてうれしくなる。近所に生えている竹で、そのうち自分でもつくってみたい。




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by 硲 允(about me)
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