2018年の味噌仕込み。大豆の煮汁はスープに


2月上旬に、今年も味噌を仕込んだ。

味噌をつくるのは、やったことがないときは大変そうだと思っていたけれど、やってみると案外簡単にできる。ここ数年は、毎年冬の行事になった。


蔵付き菌でつくられた麹で仕込む。ボールのようにして、容器に投げつけて空気を抜く。


毎年繰り返していると、最初の頃より命中率が高まってきた。手がすべすべ、つやつやになる。

「段取り8分」という言葉があるが、お味噌づくりも、材料を揃えるまでがひと仕事(うちで使っている材料について、詳しくはこちら→「味噌仕込みの準備。こだわりの麹に大豆に塩に容器に…」

家で味噌をつくると、豆の煮汁が大量に発生する。味噌を自分でつくるような人に、これを捨ててしまう人は少ないのではないかと思うけれど、これは捨ててしまうにはもったいな過ぎるほど、豆の栄養が溶けだしているだろうし、スープにすると美味しい。


味噌を仕込むときだけに味わえる大豆の煮汁スープ。土鍋で何杯分も楽しめた。味付けは、大豆の煮汁の他に、塩だけでOK。

麹を毎年届けてもらっている福井県の「マルカワみそ」では、オーダーメイドの特注麹を作ってくれるサービスがあり、自分で育てた米や、自分の好きな米や麦や大豆を送ると麹にしてもらえるらしい。うちで育ったハッピーヒル(米)を麹にしてもらえたらいいなぁと2年前にもブログに書きつつ、まだ実現できていない。そのうちいつか…。


【関連記事】

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto