Nature's Design(ネイチャーズ・デザイン)のグラスとマグカップ。水道水をゴクゴク飲むようになるとは…


「Nature's Design(ネイチャーズ・デザイン)」のグラスとマグカップが届いた。


家にグラスが足りないなぁ、と前から思っていて、そのうちピンときたグラスに出会ったときに買おうと思っていたら、「びんちょうたんコム」というウェブショップでこのグラスに出会った。

商品説明を最初は「ちょっとあやしいんじゃないか」と思いながら読んでいたのだけど、読み終えた頃には、これは本物かもしれない、と思った。


設計者は、トーマス・チョチョラ氏という、オーストリア出身の方。元々、プロのジャズミュージシャンとして活動されていたが、オーストリアの伝統的なガラス工芸に出会い、「音楽デザイン」の研究を開始されたとのこと。

チョチョラ氏は、たくさんの音楽や、自然界のさまざまなものを研究するなかで、自然界に存在する一定のかたちから生まれるリズム(振動)の法則に気付いたとのこと。その法則を、グラスやマグカップに適用することで、水に活力やエネルギーを与えことができるらしい。

たしかに、見ていて楽しくなるカタチもあれば、見ているだけで腹が立ってくるようなカタチもある。ぼくは「先端恐怖症」とまではいかないが、疲れているときに尖ったものを向けられるとストレスを感じる。自然の丸みを帯びたものは見ていて落ち着くし、気持ちが安らかになる。どんな部屋にいるかによって人間の気分が違ってくるのと同じように、飲みものだって、どんな容器に入れられるかによって変化する、というのはあり得る話だと思った。


グラスの底には、「フラワー・オブ・ライフ(生命の花)」と呼ばれる幾何学模様のシンボルが焼き付けられている。これは、「生きとし生けるすべてのもののあらゆる側面を包み込んでいる」ような模様らしく、これが底面に付いていることで、水の結晶構造が整った状態を安定させることができるとのこと。カラフルで見ていて元気が出てきそうな「レインボー」を選んだ。他にも、24金のゴールドを焼き付けたものなど、全部で5種類ある。


さて、その効果はいかに? 一般的なグラスとネイチャーズ・デザインのグラスに同じ水道水を入れて、飲み比べてみた。水を入れて、3分待てばOKらしい。

水を入れて3分も経たないうちに、ネイチャーズ・デザインのグラスに入れたほうの水が、透明感を増してきた(写真でその違いを写すのは難しいので断念…)。よどみが消え、余計な物質が消え去ったようにも見える。

気のせいだろうか…。一口飲んでみると、塩素臭さがなく、水道水なのに湧き水に近い風味を感じた。普通のグラスの水も飲んでみると、こっちは塩素臭くてやっぱりただの水道水。予想以上に明らかな変化にびっくり! この変化は、「気のせい」のレベルではなく、舌を麻痺させてしまうような食生活を送っていなければ、誰でもはっきりと感じられる違いだと思った。


次はマグカップで実験。左は、新潮社文庫についているマークを集めて手に入れたyondaパンダのマグカップ(実験に使ってすみません…)。右は、ネイチャーズ・デザインのマグカップ。

いつも飲んでいるお茶で実験。お茶の場合、一般的なマグカップでも水道水のような塩素臭さは感じないのだけど、ネイチャーズ・デザインのマグカップで飲むと、いつもよりマイルドで角が取れた感じがした。後日、コーヒーでも試してみると、やっぱりマイルドになった(コーヒーのパンチが好きな方は困るかも)。

ネイチャーズ・デザインのグラスとマグカップを使うようになってから、以前に比べて、水分摂取量が何倍にも増えた。寒い季節に、水道水を冷たいまま飲むようになるとは思わなかった。身体にすっと入っていく感じがして、机に置いておくと、ついつい飲んでしまう。

もののカタチというのは、何かあるなぁと思った。その力は思っていた以上だと、このグラスやマグカップに教えられた。


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by 硲 允(about me)
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