畑で育った白い人参。春の畑仕事を始める。

春の種まきに備えて畑の草刈りをしていると、畝の崖になったところに人参がいた。



こんなところに種を蒔いたわけではないけれど、畝の上から種が雨で流れたのか、それとも、自然に落ちた種が発芽したのか。こんな大変そうな場所で育っている野菜は、生命力旺盛なことが多い。

今年は寒すぎて、人参やダイコンが全体的に小さくしか育っていない。


崖っぷち人参は、ある程度の大きさに育っているので、抜いてみることにした。


白いニンジン。名前は、「ルナーホワイト」というらしい。去年、自家採種した人参の種をたくさん蒔いたら、ほとんどが白い人参に育った。交配してみんな白くなったのだろうか。

ルナーホワイト人参は、ちょっと薬草っぽいような、個性的な風味。生のまま食べるには強烈だけど、スープに入れると美味しい。


ダイコンも小ぶりだけど、ゆっくり時間をかけて育った分、中身がぎっしりと詰まっていて、食べごたえがある。何とも可愛くて美しい形をしている。

風邪でダウンして弱っていたが、ちょっとがんばって久々に畑仕事をすると生気が戻ってきた感じがした。寒すぎてしばらく畑仕事ができずにいたけれど、やっぱり畑に出ると元気が出てくる。朝夕はまだまだ寒くて寝るときもデスクワーク中も寝袋のお世話になっているが、日中、暖かい日に外に出ると、春を感じる。身体も冬モードから春モードへと変化しつつあるようで、こういう時期はあまり無理をし過ぎず、胃腸を休め、身体を労わらなければと思う。


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by 硲 允(about me)
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