香川県綾川町産のそば粉で蕎麦打ち。朝から大急ぎで…


蕎麦打ち特訓、継続中。今回は、ぼくの住む綾川町産のそば粉で打った。

香川県の中心にある綾川町は、うどん発祥の地とも言われているが、蕎麦の栽培も行われている。(有)綾歌南部農業振興公社というところが、遊休農地や耕作放棄地を活用して、町内の契約農家に委託して農薬不使用の蕎麦粉を生産している。

うどんの製粉所はいくらでもあるだろうけれど、蕎麦を製粉する場所はなかなか無いのか、長野の製粉会社に委託しているとのこと。玄そばから皮を取り除いているらしく(石臼挽き)、見た目は蕎麦粉にしては白い。もうちょっと皮を残してくれてもいいように思うのだけど、何か事情があるのか、好みの問題か…。

蕎麦打ちにもだいぶ慣れてきた。


朝起きて、前の晩にお米を浸水しておくのを忘れたことに気づき、急きょ、蕎麦打ち。お腹が空いていたので急いで打ったら、準備から計算して蕎麦を打ち、茹でて食べ始めるところまでにかかった時間は約1時間半。最初の頃に比べて、切るのがだいぶ速くなってきた。最初は包丁を一回入れるごとに、目で幅を確認していたが、そうすると、かなり時間がかかり、蕎麦打ちというよりも工作しているような感じだったが、慣れると目できっちり確認しなくても手の感覚でわかるようになってきた。

最近買ってきた延べ棒(麺棒)で打ったが、仮で使っていた瓶の方がどうも使いやすかったらしく、延ばしているときに厚さを均一にするのが難しい。何事も道具が変われば、ずいぶん勝手が違ってくる。瓶に戻そうかとも思ったけれど、麺棒を使いこなせるようになりたいので、またしばらく特訓が続く。

今回はこんな仕上がりに。


皮の剥きすぎか、蕎麦の風味がうっすらとしかしないけれど、打ち立てはやっぱり美味しい。蕎麦打ち修行は続く…。


【関連記事】

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto