本屋ルヌガンガ(@高松)へ。本を通じて人々がつながる場所


高松のことでん瓦町駅から歩いて5分くらいの場所に、「本屋ルヌガンガ」という新しいお店ができたと知り、本好きのぼくはさっそく訪れました。


オープンしてまだ1週間(2017年8月17日オープン)。お店の中はすっきりとしながら、あたたかみのある雰囲気。10年くらい空き店舗になっていて、その前はCD屋さんだったそうです。

本屋さんに行くと、ぼくは棚を隅々まで見たくなります。大型書店ではそれができずの本の山に圧倒されるけれど、ここはワクワクして見て回るのにちょうどいい規模。読んだことのある好きな本や、前から読んでみたいと思っていた本、初めて見て読んでみたいと思った本がたくさんありました。


リトルプレスや自費出版のように見える、一般的な書店には並んでなさそうな本もいろいろあり、そういう本はなぜか手に取ってみたくなります。


カフェコーナーがあるのもうれしい(飲み物はコーヒー、ダージリンティー、信州産果物ジュースのほか、ハートランドや徳島産の梅酒。グレンコ(grainco)さんの焼き菓子や香川産の素材を使ったジェラートも)。本選びで迷ったり立ちっぱなしで疲れたら休めるし、大きなテーブルを囲む席になっていて、他のお客さんとの交流も生まれそうです。


お店の方と楽しくお話し、飲み物をいただいていたら、友だちが訪れてびっくり! 交流の輪が広がっていきました。お店のウェブサイトで「人々が本を通じて少しだけ繋がれたり」と書かれている通りの場所に既になっているようです。


子ども用の絵本も手に取ってみたくなるようなのがいろいろ。


よいこのスタンプラリー、というのが用意されていて、小さなこどもが訪れるとスタンプを押してもらえて、10個たまるとドリンクがもらえるそうです。こういうのも楽しい。


店内のあちこちにドライフラワーが飾られていて、まんのう町の「Florist ryoku」さんのセレクトだそうです。ディスプレイ専用だと思ったのですが、店内のすべての植物は購入可能とのこと。

今回、連れて帰った本たちはこちら。


お店に見当たらない本を取り寄せてもらうこともできるようです。個人の本屋さんの経営は厳しいと言われる時代。普段、大型書店やネットショップで買うことが多いですが、次からなるべくここで買いたいなぁと思いました。

居心地がよすぎて、ずいぶん長居してしまいました。



●お店の情報
本屋ルヌガンガ(Lunuganga)
TEL/FAX: 087-837-4646
​営業時間: 10:00-19:00
​定休日: 毎週火曜日
住所: 香川県高松市亀井町11番地の13 中村第二ビル1F
ウェブサイト: https://www.lunuganga-books.com




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by 硲 允(about me)
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