竹のカマキリとチョウに絵付け。竹細工教室に通い始めました。


3年前から住んでいる香川県綾川町内の西分公民館で定期開催される竹細工教室に参加してきました。

上の写真のカマキリは、ぼくがつくったものではなく、講師の篠原正夫先生(三木町の日本杉ほがらか会 代表)が予め制作されていたもの。

全部で6回の講座で、1回は午前中のみの半日。初心者がいきなりカマキリをつくるのは難しいので、簡単な組み立てと絵付けを学びます。



目と触覚を付けました。目の位置の微妙な違いで表情がずいぶん変わるので重要ポイント。

水彩絵の具で色を塗っていきます。絵具を使うのはいつぶりだろう。畑で見るカマキリを思い出しながら、黄緑色と黄色を混ぜてみました。


完成! 一緒に参加された方が、写真を撮るならここに乗せたらいいよ、と本物の植物の上に。カマキリの目は胴体と同じ黄緑色なんですね。カマキリを何度も見ていても、そういう細かいところは図鑑や写真を見ないとわからず、いざ色を塗ろうとすると、普段いかになんとなくしか見えていないかということを思い知らされます。


 次は蝶。まずは全体に白を塗り、その後、青や赤や青で模様を描いていきました。



できあがり。


仲良く並べてみました。

家に帰った後、この蝶の名前を忘れてしまいました。図書館に本を返しに行ったついでに蝶の図鑑を調べてみたのですが見当たらず、困ったなぁと思っていたら、イオンに展示されていた小学生の自由研究の中にありました! 「ナミアゲハ」という蝶です。アゲハチョウ亜科の蝶はたくさんいますが、普通、単に「アゲハチョウ」と言うときはこの「ナミアゲハ」のようで、ミカンの葉っぱが好物だそうです。「ナミ」は波、かと思ったら、「並に見られる」というところから来ているそうで、この蝶からすればあまりうれしくない呼び名かもしれません。


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