2017/03/22

荒神の名水(香川県まんのう町)を汲みに。

東京から香川(綾川町)に移住してよかったことの一つは、水道水の違い。東京の水はカルキ臭かったけれど、綾川町の水は浄水器を使わなくても飲める(東京では非電化工房の「ガラス瓶浄水器」を使っていた)。

最近はお茶に使う水は、水道水を青い瓶に入れて太陽の光にしばらく当ててから飲むようにしている(「ブルーボトルウォーター」や「ブルーソーラーウォーター」などと呼ばれる)。

いずれは水のきれいな場所に住みたいと思っているけれど、すぐには難しいので、きれいな水を汲みにいける場所がないかインターネットで探してみたところ、まんのう町の「荒神の名水」(「あらがみ」と呼ぶのか、それとも「こうじん」と呼ぶのか不明)が気になった。

友人に話したところ、早速調べてくれて水を汲みに行ったとのことで、後日、車で一緒に連れていってくれた。

徳島方面に向かって国道438号線を走ると右手に巨大な杉が育っている天川神社が見えるが、その手前に「荒神・柞野」「荒神の名水」と書かれた緑色の看板があり、そこを右に曲がる(下のgoogleマップで「438」と書かれた辺り)。




そこから、ひたすら山道を登る(3キロほど)。


車一台しか通れない幅だけど、ところどころに広くなった路肩がある。


ときどき景色がひらけて、田畑や民家がある。

登ること数十分・・・ついに到着!

荒神の名水


「平成二年 荒神の名水」と彫られた上に、「VOICE21選定」と書かれている。何だろうと思って調べてみたら、かつて山陽放送(RSK)で放送されていた瀬戸内ローカルの情報番組で、今は「VOICE愛(ボイスラブ)」という名前に変わっているらしい。

下のほうをよく見ると、「柞野部」と書かれている。


この辺りは「荒神」や「柞野」と呼ばれているらしく、水汲み場があるのは柞野川の上流の辺り。


ホースで水を汲めるようにしてくれている。一口飲んでみると、あっさりとした口当たりでクセのない味だった。


ごみを捨てていく人がいるらしい・・・。


水汲み場の情報を眺めてみると、竹が茂っていた。


人がときどき歩いているように見える形跡があり、飲み水を維持するために定期的に手入れされている方がいるのだろうと思った。

荒神の名水

そこから数メートル先、川を臨んだ場所にも水汲み場がある。


こっちのほうが水量が多い。


張り紙がある。

お願い

1. この場所で水を取る方は十分注意をして汲んで下さい。
2. 水をくむ時ペットボトル、ポリ缶等で出ている水を受けて汲むのは結構ですが出ている先にホース等を取り付けて汲んだり道路の上までホースを伸ばし道路上又車の上で水を取るのは止めて下さい。ホースをつけて水を取られると水が逆流して水槽の中の水が濁り大変こまっています。
3. この水は荒神集落の生活水(飲料水)として利用しています。
今後この様な方を見かけますと自治会として対策を講じさせていただきます。ご協力お願い致します。

荒神上自治会

非常識な汲み方をする人がいるらしい。いかにも怒りがこもった注意書きを見掛けることがあるけれど、気品のある注意書きだと思った。迷惑行為に困らされているのに、1番目のお願いで、汲みに来た人の安全を気遣っている・・・。


そこから下を見下ろすと、ちょっとスリリングで爽快な景色。水が豊富に流れる音が耳と全身から伝わってきて、しゃっきりとする。

家に帰り、この水で緑茶をいれるといつもよりすっきりとした味わいだった。数日間、山の水を飲み続けると体が少し軽くなったような気がした。連れていってくれた友人に感謝。


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