2017/02/11

学校の勉強を何に役立てるか? 網戸の設計図を描きながら思ったこと



網戸をつくるときに描いた設計図。木材をカットする長さを決めるには足し算、引き算、掛け算、割り算を使う必要があり、学校で習っておいてよかったと思った。

網戸の設計図なら、小学校の算数で対応できるが、高校で習った数学のあれこれは、実生活でどんなことに役立てられるのだろうか。

学生だった頃、学校で習うことのほとんどは実生活とは切り離されていて、卒業や受験に必要なものとしか思っていなかったが、今思うと、「これは何に役立てることができるだろう?」と考えながら勉強していれば、面白さが感じられたかもしれない。

学生の頃、唯一積極的に勉強した英語は、「音声」が好きだったというのもあるけれど、「役立て方」もわかりやすかった。英語ができるようになれば、英語を話す人と意志疎通しやすくなるし、英語で書かれたり話されたりする本や映画などを理解できるようになる。単語や文法を一つ覚えるたびに、英語で表現したり誰かの言うことを理解したりできる内容が増えることに喜びを感じた。

大学に通っていた頃、歴史に詳しい友人との会話で、同じ映画を見ても歴史を知っているのとそうでないのとでは理解できる範囲が異なり、知識があったほうが楽しめることを知った。友人のアドバイスを受けながら、本屋で高校の歴史の教科書や参考書を買って勉強し始めた(続かなかったけど・・・)。そういうことをもっと早く知る機会があったらよかったのになぁと思った。

学校では、知識を集めるだけではなく、それをもとに何かをつくったり表現したりすることもできたらいいと思う。

普段の暮らしでは、知識というのは何かに役立てるための道具のようなもので、必要に応じて探してくる。たとえば、「網戸をつくって家の中を快適にする」という目的がまずあって、そのために必要な材料や道具や作り方を考え、わからないことをネットや本などで調べる。何に活用するか決まっていなくて当面必要もないのに、枠に網を張る方法を勉強しても楽しくない。

学校で習うことをもとに、どんなふうにカタチにしていけるだろうか? たとえば・・・


  • 学生のときに考えたことや経験したことをもとにエッセイや小説にまとめる
  • 世界に発信したいことをネット上で英語で書いて伝える
  • 過去の歴史からの教訓をもとに、これからの世界をどうしていきたいかを考えて発表する
  • 自分の家や学校で使える発電システムをつくる
  • 数学、物理、地学などの知識を使ってクラスで一つ、土と木でできた家を建てる
  • 自分の曲をつくり、好きな楽器で演奏する
  • 自分が実現したい世の中を絵に描き、その実現に向けて自分にできることを考えて発表し、実行していく(年明け、和歌山に帰ったとき、見苦しい工場の絵を学生たちがみんなで描かせられて張り出されていてびっくりした)

どういうふうに表現していくかは、一人ひとりに自由があるといいと思う。みんなで考えたらいろんなことがでてきそう。

学校のことを書いたけれど、卒業してからでも遅くない。何を学び、何をつくり、何を生み出していくか・・・それは一生のテーマであり、一生続けられる人間の楽しみだと思う。


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