2017/02/17

今日の献立は? 冬は毎日ご飯とスープなので考えなくてよくなった。



毎日のように料理をしているけれど、「献立を考える」ということを久しくしていない。


我が家の冬のメニューは、ひたすらご飯とスープ。ご飯は基本的に玄米で、炊く前の浸水時間を取れないときはいただきものの白米。スープは、そのときどきに畑で育っている野菜を何でも入れる。最近は、ダイコン、カブ、ニンジン、小松菜など。

どうすればこんな食事で満足できるようになるのかと先日きかれて、自分にとってはいつの間にかこれが当たり前になったけれど、たしかに昔食べていた食事に比べるとかなりシンプルになったのだと改めて思った。

どうすればこれで満足できるのか、という質問に対しては、基本的に白米ではなく玄米を食べるというのがポイントなのかもしれないと答えた。白米と玄米では栄養価がずいぶん異なるらしい。それから、自分の畑で育った内容の詰まった野菜だということもあるかもしれない。自然農で育った野菜は、科学肥料を与えた野菜に比べて小ぶりだが、繊維も味もぎゅっと詰まっている。体感的にも、少し食べただけで満足する。

ぼくも昔だったら、この食事をもの足りなく感じたかもしれない。大学生の頃は動物ばかり食べていた。寮に住んでいて、キッチンがないので料理はせず、食堂では揚げ物が多く、外食では牛丼、豚丼、うな丼、回鍋肉定食・・・だいたいこんな感じだった。今こういう食事に戻ったら、すぐに体調を崩してしまいそう。実際、こんな食事を続けていた大学の頃は、常に弱っていて体に何かしらの不調があった。

動物のお肉をほとんど食べなくなったのは、7、8年くらい前から。相方がお肉を食べなくなり、自分だけ食べるのもどうかと思い、やめてみることにした。最初はお肉がないともの足りない感じがしたので、大豆タンパクでできたお肉そっくりの大豆ミートを食べていたところ、だんだん、動物のお肉より大豆ミートのほうが好きになってきた。


アリサン ジャックの豆ミート 150g


大豆ミート(ひき肉風) ×5個


有機栽培や自然栽培の野菜を食べ始めたのもその頃で、野菜の美味しさを初めて知った。化学調味料を使うのをやめたこともあり、麻痺していた味覚が復活してきたような感じがして、野菜の味がわかるようになってきた。それまでは「お腹を満たす」ために食べていたが、「味わって食べる」ということができるようになった。

素材のことに思いを馳せながら食べるようになると、どうも動物のお肉を「味わって食べる」気になれなかった。例えば、豚肉を食べながら、かわいい豚さんを想像する・・・早く飲み込んでしまいたくなった。

お肉を食べないほうが体が軽く、胃腸の調子もよさそうだったので、家では全く食べなくなった。

無農薬の野菜中心で化学調味料を使わない食事に変えてから、体調がずいぶんよくなった。それまでは、常に胃の調子がわるく、胃カメラまで飲んでみたけれど病院では原因がわからなかった。日頃の食事が原因だったようだけど、病院の検査ではそういうことを訊かれもしないし、なかなかわからないようだ。「死ぬわけでもないし・・」と、医者に言われて腹を立てたのを思い出す。その医者はもっと体の具合がわるいのだろうと思った。医者はまず自分が健康にならなけれど、患者の健康のことを本気で考えるのが難しいかもしれない(余程の精神力があれば別だけど)。

不自然な食べものを食べても一瞬で死ぬわけではないので、衝動的に何でも食べてしまいがちだけど、食べものによって体調がずいぶん違ってくる。病気は避けたいし、いずれ死ぬにしても、苦しまずに死にたい。そのためには、日々、なるべく自然な食べものを選ぶ必要がある。

世の中、不自然な食べものが溢れていて、最初の頃は何を選んだらいいのかよくわからなかったけれど、いろんな本を読んだり話を聞いたりして少しずつ勉強してきた。例えば・・・




これを食べれば医者はいらない(若杉友子)



こうして作れば医者はいらない 若杉ばあちゃんの台所 (若杉友子)



不自然な食べ物はいらない(内海聡, 野口勲, 岡本よりたか)



医者いらずの食 (内海 聡)



タネが危ない(野口 勲)


など。

タネが危ない」を読んで、F1品種の危険性を知ってから、種まで固定種・在来種にこだわると自然食品店で買える野菜でもかなり限られてくることを知り、自分で野菜を育てようと思った。

どんな食べものをどう食べるのがいいかはいろんな説があるので、一人の意見だけを信じ込まず、いろんな方から知識を得つつも、自分の体の声に耳を傾けるというのが一番大事だと思う。未だに体の声をきかずに食べ過ぎたりすることがよくあるけれど、なるべく不自然な食べものを避けるようにしてから、前よりもだいぶ自分の体と対話できるようになってきた気がする。


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