和歌山) 産直市場よってって(貴志川店)で見つけたもの


和歌山でもあちこちに産直を見掛けるようになりました。お気に入りは、「産直市場よってって」(貴志川店)。

たま駅長で有名なわかやま電鉄貴志川線の終着駅「貴志」から歩けますが、今回は車で連れていってもらいました。


入ったことはありませんが、「八十八家」という、地元の食材を使ったバイキングを併設しています。


お目当てはこちらの味噌。海南市下津町の「天然工房 山本味噌店」の合わせみそと田舎みそで、原材料はいずれも自然栽培のお米と大豆。


昔ながらの製法で、コンニャク芋と灰だけでつくったこんにゃくも発見。田辺市鮎川の「赤木の手づくりこんにゃく」。薪のかまどで炊き上げていて、冬季限定の商品らしい。


ほんものの食材は、シンプルな料理で素材の味を楽しみたくなります。塩で炒めて最後に醤油をかけただけ。コンニャク芋自体の甘みがなんとも美味しい。



障がいをもった方たちの就労支援を目指し、お米や切り干し大根などの加工や販売を行っている「はまゆう作業所」の切り干し大根(人参ミックス)。天日干しらしい。


「ぼろもち」って何だろうと思って食べてみると、中にお米(うるち米)が入っていて、粒々の食感が好き。


こちらは、貴志川で「自然卵養鶏」をされている全国自然養鶏会会員の方による平飼いの自然卵。

世に出回る「特殊卵」は、人工的な技術を駆使し、「付加価値」のついて商品をいかにしてつくるかに力点を置いているそうで、例えば、ホルモン剤や抗生物質を与えたり、夜に点灯して卵をたくさん産ませたり、卵を産み始めて1年経った頃に1週間~10日くらい絶食させて産卵率を上げたり卵の形質を揃えたりしているらしい。

これに対し、自然卵は、卵以前に鶏を健康に育てることを大事にし、卵の質はあくまでその結果でしかない、という姿勢。ぼくが鶏なら、こっちで育てられたい。


目玉焼きにしてカレーに乗せました。生卵でも食べてみたところ、黄身が丈夫で箸でかき混ぜても簡単に白身と混ざりません。

●お店の情報
産直市場よってって貴志川店
営業時間: 9:00~18:30
定休日: 年中無休(1/1~1/3は休業)
電話番号: 0736-65-2533
住所: 和歌山県紀の川市貴志川町前田166