外で快適に過ごせるのは植物や微生物たちが化学物質を分解してくれているおかげ?



ぼくは化学物質に敏感なほうで、家の中を掃き掃除していると、鼻がくしゅくしゅしてくる(田舎暮らしを始めてからだいぶマシになった)。

先日、家の中の埃をほうきで外に掃き出しながらふと思った。

考えてみると、外で風に吹かれて舞い散る埃も化学物質だらけのはずなのに、家の中で掃き掃除をするときのように鼻がくしゅくしゅならない。車の排気ガスや、ゴミ処理場や工場などから大気中に排出される化学物質、ビニール袋やプラスチックごみが粉々になったマイクロプラスチック・・・いろいろなものが大気中を舞っているはずだけど、おそらく、植物や微生物たちがかなりの量を分解してくれているのだろうと思った。

空気を汚す大きな原因は車だろう。最近、自転車であちこちへ出かけていると、車通りの多い場所とそうでない場所とでは、空気が全然違うのを感じる。遠回りしてでも、なるべく空気のきれいな道を選ぶようにしている。水で走る車の技術などがあるようで、10数年後には、空気を汚す車は過去のものになっているだろう。

今お借りしている家の庭には、前まで除草剤をまいていたようで、地面のところどころにワカメのような物体がある。これがなかなか土に還らずに残っているが、秋になると、落ち葉がこの物体にくっついて覆っている。時間をかけて分解してくれるのだろうと思う。除草剤が効いて最初は草が全然生えてなかった場所にも次第に緑が戻ってきた。


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