自然農3年目の秋の畑。ほぼ無肥料で育つ野菜が年々増えてきた

早起きの習慣は続いていて、朝起きると真っ先に庭に出て、時間がある日は畑に行く。

香川に移住してから、自然農3年目。農薬や化学肥料は使わず、肥料はときどき米ぬかや「しゅわさかさん」を薄めたものを与えたり、庭で草木を燃やした草木灰を撒いたりするくらい。畝を耕さず、作物以外の草は基本的に抜かずに鎌で根元を刈る。水やりはしない。

1年目はこの方法で育つ作物が限られていたが、2年目、3年目と年を経るごとにさまざまな種類の野菜が元気に育つようになってきた。


11月28日の畑の様子。小松菜や野沢菜などの葉物野菜がもりもりと育ってきたので、畑に行くたびに間引きしていただいている。


こちらはルタバガ・ローレンレアン。セイヨウアブラナの変種で、もともとスウェーデンに自生していたといわれている。「西洋かぶ」とも呼ばれる。


紫色の根っこ。うちの畑の環境に合ったらしく、去年、巨大に育ち、花を咲かせ、種を落とし、自然に発芽したものが育った。


水菜は去年まで小さくしか育たなかったが、今年は伸び伸びと大きくなりつつある。


たくさん種を蒔いた人参の葉っぱがわさわさと。間引きすると、根っこはまだ小さいが、葉も柔らかくて美味しい。


大根が放射状に美しく葉を広げている。大根も今年は生命力が違う。


一つだけ実った冬瓜。


ピーマンもまだ実をつけている。種採りする予定。


トマトもまだたくさん花を咲かせ、実をならしている。この時期になると、熟すのがかなりゆっくりだが、畑に行くたびに真っ先に赤や黄色のトマトを探して口に入れる。


きぬさやも元気。去年は寒さで枯らしてしまったので、寒くなる前に対策をしておかないと。


ソラマメも光り輝いている。


点蒔きした小麦(さぬきの夢2009)が、力強く芽を出した。



ワイルドストロベリーは長い期間、実をならして楽しませてくれている。こちらも朝食前のおやつ。


花びらを落として種になったコスモスも多いが、順々に咲き続け、畑に彩りを加えてくれている。