ジュズダマでお茶を作った。美肌や胃潰瘍への薬効があり、味も飲みやすい。

今年の夏は、あせも対策ではとむぎを粉にした「浄身粉」を毎日のように食べた。食べ忘れる日が続くとあせもが悪化することがあり、効いている感じがした。

近所で「ジュズダマ」が育っているのを相方が見つけた。ジュズダマは、はとむぎの原種で、はとむぎと同じかそれ以上の薬効があるといわれている。


ジュズダマというと、子どもの頃に糸を通して遊んだ記憶がある。それを口に入れることになるとは思わなかった。


近寄って見てみると、玉が白くなっている。

ジュズダマ

黒いのもあった。お茶にするには黒い玉を使うらしい。

玉のままだと味がほとんどしないようで、割ってから使う。


飛び散らないように封筒に入れて金づちで叩いてみた。


一個ずつペンチでつぶすよりも断然早いが、封筒が破れて、見えないくらいの紙の欠片が混ざってしまった。

玉に加えて、茎や葉もお茶にできるらしい。

ジュズダマ茶の材料

これを土鍋で煎る。


香ばしい匂いがしてきたら出来上がり。


いかにも美味しそうな匂いがする。「爽健美茶」のような匂いだと思ったら、たしか、爽健美茶にもはとむぎが入っている。

ジュズダマ茶

ほんのり甘みがあって飲みやすかった。料理屋で出されても文句を言う人はほとんどいないだろうと思った。何も言わずに誰かに飲んでもらって、「何のお茶でしょう?」と当ててもらったら面白そう。

ちなみに、ジュズダマ茶の飲み方や薬効は、以下の本で詳しく紹介されている。


食べる野草図鑑(岡田恭子 著)


薬草の自然療法-難病も自然療法と食養生で治そう(東城百合子 著)


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by 硲 允(about me)
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