三宅洋平氏・選挙フェスにSEALDsの奥田愛基氏が登場。「一番大事なのは自分の頭で考えて行動すること。それだけはつながってると思ったから」



全国の野党共闘の実現に力を尽くしてきた、SEALDsのメンバー、奥田愛基さんは、東京選挙区では民進党候補者の小川敏夫さんを応援されてきましたが、今日、三宅洋平さんの選挙フェスにも登場!

「SEALDsっていうか、たった一人でいろいろ悩んだあげく、来ました」






全部ではありませんが、書き起こしをしました。


洋平さんの応援もあるけど、各地元でも訴えかけてほしい

ずっと、何で洋平さんの応援しないんだって言われてきたし、逆に洋平さんは何で出たんだって言われてきたと思うんですよ。まぁ正直、今も思っているところある。すごい友だちにも言われる。けど、東京選挙区とか複数区はしょうがないかもしれないけど、全国32の一人区で野党がバラバラだったのを、オレら一年間、野党の一人ひとりに謝り倒して、今回だけは共闘してくださいってお願いしまくったんですよ。絶対無理だって言われたけど、32の一人区でお願いしてきたんですよ。自民党に負けたくないから、今回ばかりは3分の2を取らせたくないから、一人しか勝てないところだから、お願いしてきたんです。で、一つ言いたいのは、一年間そうやってきて、もう選挙は、あと2日。みんな地元があると思うんですね。オレ、地元、福岡です。北九州、ヤンキーばっかりのところ。皆さんの地元どこですか? いろいろありますよね。洋平さんの応援もあるけれど、各地元で、訴えかけてほしい。自分の地元の友だちに選挙に行こうって言ってほしいんですよ。

一番大事なのは、自分の頭で行動すること。それだけはつながってると思ったから

洋平さんとはタイミングが違った。オール沖縄っていうところを見て、オレはすげえ影響を受けた。一人しか勝てない首長選挙で翁長さんが勝った。そのときに洋平さんは、喜納昌吉さんっていう人を応援してたし、翁長さんってこと、利権だって言った。オレはそのときのこと、すげえ覚えてる。なんでかって、沖縄に住んでたから。やっぱオール沖縄って応援したかったし、そのときも、タイミングが違った。今でてる陰謀論とかも、ぶっちゃけ、オレは気を付けたほうがいいと思ってる。熊本に行ってきた。熊本に行ってきたら、「人口地震ハープ」ってでっかい落書きがあった。いっぱいデマが流れたって避難所で聞いた。いつ地震があるとかなんとかって話が出回って、その中で不安だったって。だから、陰謀論とか、そういうものとかオレは気を付けたほうがいいと思ってる。ヘイトスピーチとか、金融ユダヤ資本の話とか、そういう話もあるかもしれない。けど、一番大事なのは、自分の頭で行動すること。そうでしょ? オレは、何でここに今日来たかっていうと、言いたいことも違うけど、それだけはつながってると思ったから。(中略)だから一人ひとり、孤独に思考して行動して判断してほしい。そしてそれをまた誰かに伝えてほしい。いろいろ言いたいことがあるけど、オレが言いたいことっていうのは、そういうことです。

選挙が終わったからって、民主主義が終わるわけでもない


あともう一つ。選挙が終わったからって、民主主義が終わるわけでもない。三宅洋平が選挙に出なかった選挙があったとしても、オレたちの一票は必ずある。洋平さんが一番伝えたいことはそういうことだと思う。別に洋平さんの支持者になってわーってなりたい、そういうわけじゃないでしょ。だから1/470 Party Peopleなんでしょ? だから、このあともまだ何があるかわからない。多分人生の危機はたくさんあるし、これから日本ももっとよくなくなるかもしれない。もしそのときに、オレみたいなガキんちょが国会前で叫んでたら、力を貸してほしい。もし倒れてて、今日、寝るとこがなくて食うとこがなくて困ってる友だちがいたら助けてほしい。勇気がなくて、言うこと言えないヤツがいたら、そいつの話きいてほしい。オレたちには差し伸べる手があるし、聞く耳があるし、見る目がある。それだけを信じましょう。ありがとうございました。


奥田愛基さんのこうした話に対し、この後、三宅洋平さんが返答を含めたスピーチをされました。上の映像を見れば早いですが、文字で読みたい方はこちらの記事をご覧ください。

「対話の糸口は開かれた」。三宅洋平氏から奥田愛基氏への返答とも言える本音のスピーチ - 珍妙雑記帖