「さぬきの寅さん」こと小西金太郎さん(81)が「たなけんTV」でパフォーマンス。「戦前や戦中にならず、戦後がこれからも長く続くように」


7月10日投票日の参院選で、香川選挙区の野党統一候補であるたなべ健一さんの選挙事務所から毎晩生放送されている「たなけんTV」。今日のゲストは、「さぬきの寅さん」こと、小西金太郎さんでした。




年齢を聞いてびっくり、現在81歳とのこと。70歳でリアイアされ、今は「セカンドライフ」として、いろんなところへ出かけてお芝居やパフォーマンスをされているそうです。

こうして田辺健一さんを応援されているきっかけというのも、前に田辺さんから、「オッペケペー節」をやりというお話があったそうです。「オッペケペー節」というのは初めて聞きましたが、明治時代の川上音二郎という役者さんが、お芝居の合間で時事問題を唄に乗せていたものだそうです。

田辺さんは感性がよくてすぐに覚えたそうで、陣羽織に袴、鉢巻きを締め、刀を差して扇子を持つ、という衣装で、原発について自分で語りを考えて披露されたそうです。

その後、あれよあれよという間に田辺さんは参院選の候補者となり、金太郎さんはあちこちで応援して回られているとのこと。


「たなけんTV」のスタジオで、「寅さんの時事川柳」を披露してくれました。



「疲れるやろ 安倍さん ウソをつく時は」。これ、いいなぁー。どれだけウソをついてきたのか、どう見てもお疲れです。

「さぬきの寅さん」こと小西金太郎さんは、50年以上昔、民主青年同盟という団体に入り、いろんな集いがあったので、「ひとつパフォーマンスをやってみようか」ということで始めたのがきっかけ。

難しい政治の話をしてもなかなかわかってもらえないだろうということで、自分の特技であるお芝居やパフォーマンスで気持ちを伝えているそうです。

金太郎さんは、食べるものもない大変な戦争時代をこどもの頃に経験し、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」を見ていると涙が出そうになるそうです。そういうことを二度と繰り返してはならない
、今から戦前や戦中にならず、戦後がこれからも長く続くようにしたいと思っている、と語ってくれました。