朝から「お疲れさま」と言われてキレた人の話。紋切り型にはユーモアで対処!



「最近の若い人は、電話でもFAXでも、『お疲れさま』『お疲れさま』言うなぁ。この間、取引先の若い女の子が、朝一番から電話で『お疲れさま』言うから、腹立ってきて、『まだ疲れてない』って言ってやったわ」
と、だいぶ前にある人が話していました。

ビジネスの電話やメールでは最初に「お疲れさまです」と言うのがいつの間にか決まり文句みたいになって、もはや相手が疲れているかどうかを意識することなく使う人もいると思いますが、70代のその方は文字通りに解釈したようです。

ぼくも言葉のもともとの意味を重視するほうなので、相手が疲れてなさそうなときに「お疲れさま」はなるべく言わないようにしています。

仕事のメールでも、文頭はたいがい、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」です。ビジネスマナーを知らないんだなと思われていることもあるかもしれませんが、気にしないようにしています。自分が違和感のある言葉を使うほうが嫌なので。

ビジネスメールでも、ぼくの周りでは、50代より上の世代くらいからは、「お疲れさま」に違和感があるのか、冒頭は「こんにちは」などのことが多いです。

電話で「お疲れさまです」と言われたら、さすがに「お疲れさまです」と返すことが多いです。この場合、英語の "How are you?"などに似ています。ぼくは英語圏で暮らしたことがないので馴染みがないのですが、英語でこう聞かれたら、具合がわるくても、気分が優れなくても、"good" "fine" など、ポジティブな返事をするそうです。「お疲れさまです」と言われて、「いや、まだ疲れてないんだけど」と言わないのと似ています。"How are you? "は、お互い元気なことを確認し、「お疲れさまです」は、お互い疲れていることを確認する。国民性の違いというか、この違いは面白いですね。ちなみに、香川には「なんがでっきょん?」という挨拶があって、これも英語の "What's up?" に似ています

How are you? や「なんがでっきょん?」には返事にバリエーションがありますが、「お疲れさまです」に対応するのは「お疲れさまです」しかなく、面白味がありません。それなのに、「ビジネスマナー」だからといって、心のこもっていない「お疲れさまです」を1日に何回も聞かされていると、本当に疲れたような気になってきそうでおそろしいです。

たまには、ユーモアを交えた返しをするのも面白いかもしれません。

例1)
(電話で)
「お疲れさまです」
「何でわかったの!? 今朝から大変なことがあってほんとに疲れました」

例2)
(電話で)
「お疲れさまです」
「疲れた~。昔は、一晩寝ればすっかり回復したんだけどな~」

例3)
(メールで)
「お疲れさまです」
「ほんとに。慢性疲労です」


うーん…いまいちでしょうか?

他に気の利いた返しがあったら、ぜひ教えてください!


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