水と塩で発電できるランプ「Aqupa(アクパ)」を発見。水で動く「水電池」も。

先日、近所のコーナンで買い物をしていたら、塩と水を入れるだけでライトが付く製品を見つけました。


日本協能電子 Aqupa アクパ LEDランプ 210 W (専用パワーバー付属) ホワイト LP-210W


どんな仕組みかというと、メーカーのウェブサイトにこんなイメージが載っていました。

日本協能電子ウェブサイトより

どうやら、塩とマグネシウムを反応させるようです。

塩と水だけで半永久的に使えればいいのですが、「パワーバー」(ABS樹脂、マグネシウム合金、真鍮などでできているらしい)を交換する必要があります(「パワーバー」1本で、連続点灯時間は約80時間とのこと)。

日本協能電子 Aqupa アクパ製品専用 パワーバー 16075 イエローラベル PB-16075



本体の値段が2倍くらいになりますが、もう少し容量の大きなバージョンもあります。


日本協能電子 Aqupa アクパ LEDランプ 250 (専用パワーバー付属) LP-250

こっちは、「パワーバー」1本で連続点灯約120時間らしい。


日本協能電子 Aqupa アクパ製品専用 パワーバー 16095 ピンクラベル PB-16095


寿命がきたパワーバーをリサイクルできたらいいけど、使い終わったら捨てるしかないんかな?

乾電池がなくても水と塩だけで発電できるので防災商品として謳われています。パワーバーが切れたらおしまいですが、容量の大きい方だと、バーが1本あれば、一日に5時間使うとして20日以上は持つので、いざというときには役立つかもしれません。


横向きのライト型の商品もあり、楽天の商品説明によると、海水でもライトが付くとのこと(上の商品も同じ仕組みで同じメーカーのものなので、海水でもいけるのではないかと思います)。



同じメーカーのもので、水を入れて使う電池もありました。


日本協能電子 アクアパワー 水電池 NOPOPO 単3型 4本パック YWP-4


未開封の状態だと20年くらい保管でき、使うときは、水のほか、ビールやコーラ、コーヒー、そういうのもない緊急時には尿や唾液など、水さえ含んでいれば何でもOKとのこと。電力が弱まったら、再度水を入れて使えるそうですが、何回くらい使えるのかは不明。

有害金属や毒性の化学物質を含んでいないので、使用後は不燃ごみとして捨てられるらしい。

電気をあまり消費しない機器向け(LEDライト、ポケットラジオ、時計、リモコンなど)で、フィラメント球を使用した懐中電灯やデジカメ、スマホ用充電器など、たくさん電気を使う機器には適さないそうなので、注意が必要です。


【関連記事】