1家に1台!? しりしり器があると、料理の楽しみが増えます。

「しりしり」という言葉を、沖縄の文化と音楽のイベントで最近になって初めて知りました。

沖縄料理でよく使われる、野菜を細長く削ぐことのできる道具です。そのときに見せてもらった、持ち手が木製のしりしりが魅力的で、その後、コープ自然派のカタログに載っていたので届けてもらいました。



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早速、にんじんをしりしりにしてみました。


このように、先のほうをボールなどに固定し、持ち手のほうからスライドさせます。結構力をかける必要があります。

野菜を最後まで削ろうとすると、指を切ってしまうおそれがあるので、無理をせずに余裕をもたせたところで止めておき、残りは包丁で刻んだほうがよさそうです。早速金具が指に触れて危ないところでした。

包丁で千切りにするよりもだいぶ早いです。

すりおろし器ですりおろすのに比べても、断然簡単で早いです。


ふんわりと仕上がりました。これを鋳物のフライパンで炒めます。

「おっ!」と思ったのは、千切りにした人参よりも、火が通るのが早いことです。千切りよりも薄くカットしているので当然といえば当然ですが、予想したよりも違いがありました。


食感も、千切りよりもふんわりとしています。

人参だけを炒めましたが、「にんじんしりしり」という沖縄の家庭料理は、人参を卵と一緒に炒めるそうです。ツナや素麺も一緒に炒めることもあるらしい。

ちなみに、「しりしり」というのはどういう意味だろうと思って調べてみたら、沖縄の方言で「千切り」の意味で、スライサーを使うときの「すりすり」という音が変化したという説もあるそうです(Wikipediaによる)。

まだ人参しか試していませんが、しりしり器は使っていてなかなか気持ちがよく、他にもキュウリ、大根、ジャガイモ、ゴーヤなど、いろんな野菜で試してみたくなっています。

現在、アマゾンで23%OFFで販売されています(送料も無料)。


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