「座ってる人の文章になってるよ」と相方に言われた話。



今日も庭で洗濯。足取りの重たいぼくの様子を見て、相方は言いました。

「座り過ぎじゃないの? その動き…。最近のブログの記事は重たいのが多いし、座ってる人の文章になってるよ」

「座ってる人の文章」! それを聞いて大笑いしました。自覚していたことなので。

「座ってる人の文章」…ぼくも同じ言葉を思い浮かべたことが何度もあります。本屋で見掛ける小説でも評論でも、何でもそうですが、ちょっと立ち読みしてみると、「ずっと座ってばっかりなんやろなぁ、、書くのもつまらなさそうやけど、お金を稼いでいくために無理やり座って書いてるんやろなぁ」と思うような文章に出くわすことがよくあります。

ぼくはそういう文章は書きたくない、と心掛けているのですが、このところ、座ってばかりで、そういう方向に向かっていたわけです。

座ってばかりで文字とばかり向き合っていると、頭でっかちになり、偏狭になり、ねちねちしてきて、神経質になり、細かいことが気になり、頭の中で敵が増え、身体が重くなって不機嫌になり、というような感じになってしまいます。

これはマズい…というわけで、今日の日中はひたすら動きまくっていました。庭の木の剪定や草刈りをし、田んぼの草を刈って一箇所に放置してあった藁を全面にばらまき、その後は家に戻って壁の漆喰塗り。

漆喰塗りの準備をしながらうろうろしていると、相方が、「座ってばかりいたからお尻が大きくなってる」。そんなところにまで変化が!(笑)。



壁を一面、塗り終えると、もうすぐ日が沈む頃で、心地よく作業を終了しました。

「ブログがどんどん内へ内へと向かってたから、心配してたんよ」と相方。自分でも、運動不足でこれはマズいなぁと思っていたのですが、惰性で同じことをし続ける傾向があるので、びしっと指摘して軌道修正を促してくれる人が身近にいるのはありがたいことです。


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読んだことありませんが、こんな本もありました。


1日6時間座っている人は早死にする! (坪田 一男)