ウグイスの鳴き声で思い出すもの

今日(2月19日)、この春初めて、ウグイスの鳴く声が聞こえました。

Cettia diphone (crying) on wikimedia commons
七十二候の「黄鶯睍睆(こうこうけんかん)」(「うぐいす鳴く」という意味)は2月9日で、その頃から待ちわびていて、ようやくです!

香川に移住して、この春で3年目。最初の春、朝目覚めて「ホーホケキョ」の声が聞こえるだけで、なんて幸せな暮らしなのだと思っていました。東京ではウグイスの鳴き声を聞いた覚えがありません。

そんな話を昨年の冬、子どもたちのクリスマス会でギターを弾いたときにMCで話すと、地元のお母さんにびっくりされました。

ウグイスの鳴く季節になると、香川に来たばかりの頃を思い出します。外出するとどこからでも山が見え、空気がおいしく、夜になると真っ暗な空にたくさんの星が光っている。

自然の美しさというのは、慣れてくるとマヒしてくるものですが、この時期になると、最初の頃の新鮮な驚きや感動がよみがえってきます。