他者の記事のおかげで書ける文章というものがある。

昨日、「かずかずのたまご」というブログを書かれているかずかずさんの記事「日本の『好きなことやれないサイクル』はヤバい。年を取れば取るほど取り返しがつかなくなるので、若者の皆さんは早めに抜け出してください。」を引用させていただきながら、次の記事を書きました。


ぼくが「好きなことしかできないサイクル」に入った経緯と「好きなことやれないサイクル」を抜け出す方法について。 - 珍妙雑記帖





これを読んだ相方に「半生を綴ってるなぁ」と言われ、「そうかぁ、誰かの記事をもとにブログ を書くということは、対談に近いものがあるかもしれない」と思いました。

特にきかれてもいないのに自分の半生のようなものを綴る気にはならず、今までこのブログで書いたことがなかったのですが、かずかずさんの記事に触発されて思うままに書いているうちに、文脈上、自分の経歴のようなことも記事に入ってきました。

かずかずさんと実際に対談しているわけでもなく、質問されたわけでもありませんが、かずかずさんの記事を読ませてもらったからこそ生まれてくる内容というのがあります。

「好きなことをするのに伴う苦しみ」と「好きじゃないことをするのに伴う苦しみ」の違いについても、それまで言葉にしたことがなかったのですが、今回、記事を書きながら改めて考えてみることができました。

昨夜、書き終えた記事をtwitterで紹介したところ、かずかずさんが今朝、「読みました」と感想も添えてわざわざメッセージをくれていました。

そういう交流が生まれるのも、ブログの楽しいところです。