初詣は善通寺へ。善通寺には温泉付きの宿坊もあって、誰でも宿泊可能です。


2016年の初詣は善通寺に行ってきました。

善通寺は、空海の父で地元の豪族だった佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)から土地の寄進を受け、813年に完成したらしい。佐伯直田公の法名が「善通」だったので「善通寺」というようです。

近くの雑貨屋さんで、お参りに行ってきたと話すと、善通寺市ご出身のオーナーの方から「お大師さんですか?」と言われました。
真言宗の宗祖空海も延喜21年(921年)に「弘法大師」の諡号を賜りました。大師の諡号を持つ高僧達の中、「大師は弘法にとられ…」とも言われ、大師といえば弘法大師を指すほど、弘法大師は広く人々の信仰をあつめ、敬慕の念と親しみを込めて「お大師さん」「お大師さま」と尊称されています。
総本山善通寺 » お大師さまと善通寺より
そうなんですね。ぼくは「お大師さん」という尊称を初めて耳にしました。


境内に入ると、驚くほど立派な楠が姿を現しました。樹齢千数百年を超えるそうです。

本尊には行列ができていました。



五重塔も美しい。


善通寺には、「いろは会館」という宿坊もあるそうです。お遍路の人も、そうでない人も通常の宿泊施設として宿泊可能です。温泉も出ていて、「大師の里湯温泉」という大浴場があるそうです。

宿泊料金は、1泊2食(夕食・朝食)付きで6,100円(税込み)。1人でも宿泊できますが、部屋は70室あって、最大収容人数は約200人ということで、大勢での旅行にもいいですね。