輸血は食塩水でいい?無輸血治療を行う病院もあります。

高松の商店街を歩いていると、「献血をお願いします」という呼び掛けがいつも同じ場所で聞こえてくる。ぼくは献血をしたことがありません。もともと貧血ぎみなので。それに、注射が嫌いなので。想像するだけで心臓が痛くなってきます。

どうやら、献血をしなくて正解だったようです。

輸血しなくても、血液の代わりに食塩水でいけるという話を相方から聞いて、ちょっと調べてみました。

手術中には、生理食塩水を点滴すれば、それでいいそうです。 「血潮」という言葉がありますが、人間の血液のミネラルバランスは海水と同じらしい。口から飲めるなら点滴すら不要で、コップの水に塩を溶かして飲めばいいそうです。

それを証明したのが、「カントンの犬」の実験。1897年に、フランスの生理学者ルネ・カントン氏は、愛犬の血液を海水と入れ替える実験を公開で行いました。血を抜かれ、海水を入れられた犬は、最初の2、3日はぐったりしていましたが、やがて元気を取り戻し、実験前よりも活発に動き回るようになったそうです。

輸血の42%はがん患者に対して行われているそうですが、輸血はがんの増殖を加速させるともいわれています。人体は、他人の血を入れられたことへのパニックを避けようと、自らの免疫反応を抑えるらしく、その結果、体内のがん細胞が喜んで増殖するらしい。「輸血するほど死亡率が2倍以上になる」「赤血球輸血を多くするほど明らかに予後は悪化し死亡する」 とするカナダの臨床報告もあるそうです。

輸血の際、血液型が合っていても拒絶反応が起きることがあり、これはGVHD(移植片対宿主病)と呼ばれます。輸血から約1~2週間後に発熱や赤斑が現れ、発熱、下痢、肝機能障害などの激烈かつ難治性の症状が起こり、ほとんどの場合、程なく死亡に至るとされています。そのほか、輸血直後に患者が呼吸困難に陥って急死する「輸血関連急性肺障害」(TRALI)が起こる可能性もあります。

また、輸血用の血液には放射線が照射されており、さらに、人体に有害な化学剤で汚染されているため、余病を発生させるおそれもあるとのこと。

日本で輸血をせずに治療できる病院があるのかどうか調べてみたところ、複数ありました。


輸血を望まない場合は無輸血での治療を原則とし、輸血なしでは生命の維持が困難と判断された場合には輸血を行う「相対的無輸血」という方針をとっているところもあります。

自分が望む治療と一致しているか、受診前によく調べる必要があります。

病院のお世話にはならずに生きていく予定ですが、身近な問題なので、調べてみました。

<参考サイト>