ナスとトマトの種取りの方法。豆腐のざるが活躍

種から一番大きく育ったナスの実を、種取り用にとらずに残していました。食べごろを過ぎ、表面がちょっとしわしわになって白っぽくなってきたので、収穫して種を取ることにしました。


方法は、基本的にはキュウリの種取りと同じです。たらいなどに水を入れて、その中でナスを手で割いて、種を果肉から分離していきます。

大きなナスをしっかり熟させたためか、市販されている種よりも大きくて驚きました。

カボチャやキュウリのように、種にゼリー状のものがまとわりついていなくて、種だけがきれいに沈んでいきます。ナスの種は小さいからカボチャやキュウリよりも種取りが大変かもしれないと思っていましたが、ごく簡単でした。


果肉は浮くので、手ですくい上げ、たらいから除きます。たらいを傾けて水を流すと、浮いた細かい果肉が先に流れ、底に種だけが残ります。


一つのナスから、これだけの種が取れました。ザルの網目だとナスの種には大きすぎるかもしれないと思っていましたが、大丈夫でした。

続いて、トマトの種取りもしました。熟し過ぎて地面に落ちてしわしわになっていたトマトを種取り用に集めてきました。


こちらも方法は同じで、水の中で実をもんで種を分離します。


トマトの種は普通の金ざるだと目が粗過ぎるので、ざる豆腐についてきた、竹製のざるを使いました。これなら目がぎっしり詰まっていて、トマトの小さな種でもすり抜ける心配がありません(水が抜けるのもゆっくりなので、一気に流し入れると上からこぼれるので注意!)。

このあとは、晴れが続くなら外で数日天日干しし、しっかり乾燥させて種採り完了。瓶や封筒(ティーパックの入れ物も役立ちます)に入れて次の種蒔きの時まで保管しておきます。

種採りについてまとめてくれている本もいろいろいます↓






*最終更新日:2019年1月27日


【関連記事】

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
instagram(@makoto.hazama