「内容のはっきりしない仕事は引き受けられない」と宇宙人に断られた夢を見た。

星空


宇宙人と話す夢を見た。

日本の学校の教室のような場所にいる。地球人でいうと高校生か大学生くらいの年齢に見える、日本人そっくりの宇宙人たちがやって来た。見学に来たのだろうか。

教壇に立って授業をしているのは、日本人の先生。ぼくはなぜか、机の前に座って授業を聞いている宇宙人たちに、Facebookに招待していいか聞いてまわっていた。

どうやら、何かの仕事に協力してもらおうとしていたらしい。Facebookに入ってもらうよう、ぼくは誰かに頼まれたらしい。どんな仕事なのかはぼくもよくわかっていなかった。

なぜか、ぼくは宇宙人に英語で話しかけていた(英語がわかるなら日本語もわかりそうなものだけど)。

Can I invite you to Facebook? It's a communication platform on the Earth.(フェイスブックに招待していいですか? フェイスブックというのは、地球でのコミュニケーションプラットフォームです。)

なんと、すでにFacebookに入っている宇宙人もいた。うれしそうな顔で、「もう入ってるよ。でも、友だちがだれも入ってくれないから全然使ってなかったんだ」と答えた。

後ろの机に座っている宇宙人から順にたずね、一番前の席の宇宙人にたどりつくまで、全員快諾してくれて、わたした紙にメールアドレスを書いてくれた。

一番前の席の宇宙人にもお願いしたが、すんなりと承諾してくれなかった。申し訳なさそうな、でも明るい表情で、「地球の言葉では何て言うのかな・・・I can't 引き受ける ????? ?????(宇宙語)と言った。最後の部分は宇宙語で、聞いたことのない発音とリズムだった。でも、その響きから意味はなんとなくわかった。

「いきなりお願いされて、それをよく考えずその場で引き受けるようなことはできない、というような意味?」とたずねた。

「仕事の内容がはっきりしていないことに協力すると約束はできない。Your vision is weak.(ビジョンが弱い)」とのことだった。

確かにそうだ。ぼく自身も、どういう仕事のためにFacebookへの参加をお願いしているのかわかっていなかったのだから。ちゃんとした理由ではっきりと、しかも嫌な顔をせずに断ってくれたのがうれしかった。

「It makes sense!(確かにそうだ)」と言って、ぼくは握手を求めた。宇宙人と握手した。

「But can you keep in touch with me by email?(でもメールで連絡を取り合うのは大丈夫?)」ときくと、「もちろん」と言ってメールアドレスを書いてくれた。「アルファベット、これであってるかな」と言うのを聞いて、普段は英語を使わないのだと初めて気づいた。見てみると、全然読めない文字が書かれていて、その後ろの席の宇宙人がアルファベットに直してくれた。

支離滅裂な夢を見ることが多いが、めずらしく辻褄のあった夢を見た。

・内容のはっきりしていない仕事は引き受けるな
・ビジョンをはっきりと描け

という教訓を含んだ夢だった。


【関連記事】
UFOが迎えに来たと思ったら・・・?