フォレスターズかがわ「秋のワークキャンプ」の準備。木や竹を伐り、火を焚き、山を歩く。

2016年11月26日(土)~27日(日)に開催を予定しているNPOフォレスターズかがわの「秋のワークキャンプ」に向けた準備で現地へ行きました。

場所は、塩江の「寶貴山大福院 (ほうきさん だいふくいん)」という天台宗のお寺の山。

まずはテントを張れる場所を考えるところから・・・。

草刈りの途中

かつては田んぼだったとみられる場所。イノシシが走り回った跡か、地面がぼこぼこしていますが、平らな面もありそうなので草を刈ってみました。もともと田畑だった後、放置された場所にはよく、セイタカアワダチソウが群生しています。除草剤や草刈り機の登場によって、ミツバチの蜜源となる草花が減ってきていますが、セイタカアワダチソウは花期が長く、ミツバチの貴重な蜜源となっていると、最近何かで読みました。セイタカアワダチソウは忌み嫌われることが多く、ぼくも畑の畝で見つけるとなるべく刈るようにしていますが、大事に育てた作物が実ったのはセイタカ君のおかげかもしれません。

ここにもテントを張ろうと思えばいくつか張れそうですが、山に入っていく通路にもっと地面がしっかりとしてテントに適した場所があったので、そこをメインに使う予定。


倒木が覆いかぶさっていてよく見えませんが、写真の右側に小さな池があります。このエリアを当日手入れする予定ですが、ひたすら倒木を引っ張り上げる作業ばかりではどうかと思うので、だいぶ進めておきました。



枯れた木や竹が大量に出たので、焚き火しながら作業。お昼は焚き火を囲んでお弁当。


階段も完成。

午後は、行場(ぎょうば)の下見。道なき道を30分ほど登ると、こんな場所にたどり着きました。


岩の裂け目に入れるようになっていて、かつて修行者たちがここで瞑想をしていたようです。

山頂付近で祀られたお不動さんにお参りし、登山道を降りました(こっちは歩きやすく安全)。焚き火の場所に近づくと、まだ炎が見えると思ったら、お寺の子どもたちが焼き芋を焼いてくれていました。

キャンプの参加者はまだまだ募集中です。内容や申込先はこちらをご覧ください。