りんごの葛煮が毎晩の楽しみ。肩こり、神経痛、冷え性などに。


コープ自然派からりんご(紅玉)がたくさん届き、新鮮なうちにと、毎晩いただいている。

最近は夜になると、長袖Tシャツの上にパーカーがいるくらい結構冷えてくるので、体を温めるものがほしくなる。

紅玉は酸味が効いていて生で食べるのも好きなので、半分は生で、残りは葛煮する。


葛粉に水を入れて、箸で混ぜると簡単に溶ける。


りんごを包丁で薄く切り、ひたひたになるくらいの水に塩を少々入れて煮る(塩を入れるとりんごの甘みを引き立てる)。


どれくらい煮るかは好みによるが、沸騰してから数分で透き通ってくる。


水に溶いた葛を加えて、火にかけながらスプーンやおたまで混ぜていると、とろっとしてきて透明感が増したら完成。葛を入れた後にすぐ火を止めてしまうと、まだ粉っぽいことがあり、よく火を入れたほうが美味しい。


器に入れて、スプーンで食べる。そのままでも素朴な味で美味しいけれど、ハチミツを入れるとさらに美味しくなる。

漢方でよく知られた「葛根湯(かっこんとう)」は、その名の通り葛の根で、発汗や解熱剤として利用される。りんごの葛煮を食べた直後、足先がぽかぽかしてきた。すごい効果。

「薬草の自然療法-難病も自然療法と食養生で治そう」(東城百合子)という本によると、葛は風邪、腹痛、中耳炎、肩こり、神経痛、扁桃腺炎、蓄膿症、食中毒、貧血、低血圧、内臓下垂などにもいいらしい。




これを見ると、どうやらぼくにはぴったりらしく、毎晩飲みたくなるくらい体が求めているようだ。

葛の食べ方を他にもいろいろ試してみようと思う。


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