アナスタシアの種まきを試してみた。あらゆる病を癒す植物を育てる

ロシアの森の奥深くで自然と調和して暮らしているアナスタシアによると、果物や野菜などの植物の実は人間を元気づけて持久力を高める目的で創られているらしく、人間がつくるどんなクスリよりも強力にあらゆる病と効果的に闘うという。

ただし、そのためには、その植物の種に自分の体の状態を知らせておく必要があるとのこと。


アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)


この本には、その具体的な方法が紹介されている。今まで、部分的に試したことはあったが、手順を踏んでちゃんと実行してみることにした。早く蒔かないと、と思っていたインゲン豆で。

まず、種をいくつか口の中に入れ、舌の下に9分以上置いておく。種を蒔く畝の草を刈り、蒔き穴をつくってから種を口に入れたが、9分というのは結構長い…。小雨がだんだん強まってきて種袋などが濡れて困るが、なかなか蒔けない…。仕方なく他の畝の草刈りをしながら9分くらい経つのを待った(次回から、種を蒔く畝の草刈りをする前に口に入れておこう)。

次に、種を口から出し、両手のひらに約30秒間包んだまま、種を蒔く畝の上に裸足で立つ。 それから、てのひらを開き、種に向かって肺から息を吹きかける。

その後、種をのせた両手のひらを空に向け、30秒間、種を天体に見せる(このステップを抜かしてしまったけど、天体は見ていてくれたはず…)。これでようやく、種を蒔く準備が完了する。

時間も手間もかかるけれど、こうやって蒔いた種には愛着が違ってくる。

雨の日に裸足で種まきすると足が泥だらけになるので、川遊び用に買ってあったサンダルを持っていき、それを履いて帰った。

うちの畑では水やりはしていないけれど、水をあげるとしたら種を蒔いてから3日後がいいとのこと(口に入れたりして種に与えた情報が消えてしまうため)。また、種から生まれた新芽の隣に草が生えても、すべて除去してはならず、少なくとも各種類一つずつは残すとのこと(草は抜くのではなく「切る」)。

うちの畑は近所の家から丸見えなので、見られていたなら、かなり怪しいヤツだと思われたかもしれない。雨の中、畑の畝の上に裸足で立って、種に息を吹きかけている、というのは、まず見ることのない光景。人目は気になるが、アナスタシアの言う効果が本当なら、そんなことも言っていられない。

ちなみに、種をこうして蒔けばそれで終わりではなく、植物が育っていく間も、種を蒔いた人とのコミュニケーションが不可欠で、少なくとも一度(できれば満月の夜)、その植物に触れることが大切とのこと。

去年は寒さ対策すらせずに霜で枯らしてしまったインゲン豆。今年は大切に育てよう。




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