大事なことに向き合うために、整理整頓や片づけを



ぼくは整理整頓や片づけが苦手なほうです。

物をどこに置いたかわからなくなって、電車の時間が迫っているのに出掛ける前にバタバタしたり、買い置きしていることを忘れて同じものを買ったり・・・。

仕事がきっちりできる人は、物をきれいに整理していることがよくあります。頭の中の情報も整理されているのでしょう。

ぼくも見習わねばと思い、書類のファイルを買って綴じてみたりしていますが、今の時季は暑すぎて昼間は家を出て避暑していて、なかなか片づけが進みません。

昔から時々思いついたようにがむしゃらに片づけをすることがあり、きれいに片づけすぎると、何だか気持ちが不安になることがあります。

きれいに片づけすぎるのもかえってよくないのかも・・・なんて思っていたら、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」に、片づけて気持ちが不安になるのは、本当に大事なことに向き合わなくなるからだ、というようなことが書かれていて、なるほどーと思いました。




身の回りが散らかっていると、いろんな大事でないものに気を逸らされて、その奥に隠れていて、でも今着手すべき大事なことを見ないで済んでしまうのでしょう。

学生の頃、定期試験の前になると、部屋の片づけを始める習性がありました。「現実逃避」だと思っていましたが(それもあるかもしれませんが)、どうでもいいものを片づけることでやっと、やるべきことに着手する準備が整ったのかもしれません。


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