香川) Tea Room 柞の杜(ははそのもり)、一から作られたカレーとミントミルクティが絶妙


前から気になっていた「Tea Room 柞の杜(ははそのもり)」に初めて行きました。

「books 高松書林」が目立ちますが、その上の階です。


階段の登り口の壁にあるボードがしゃれています。


階段の踊り場のディスプレイ。「禁煙」なのは助かります。この辺りから既に外とは別の空間ができあがっています。


店内は、外から見て想像していた以上に広々。


他のお客さんがいて窓際の席はここしか写せませんでしたが、もっと景色のいい席もあります。


お昼ご飯を食べに来たので、「カレープレート」と頼みました。


カレーのルーは、野菜や果物や豆類、スパイスを使って一から手作りされているそうです(ニンニクは不使用のこと)。ご飯は、無農薬栽培の黒米入り。


紅茶は「ミントミルクティー」を選びました。「ミント」と「ミルクティー」の組み合わせでいただくのは初めて。絶妙に融合していました。よく見ると黒い小さなミント茶葉が浮かんでいます。紅茶ゼリーを付けてくれるのもうれしいです(レモンシロップ付き)。

一緒に行った相方は「スパイスティー」を頼み、こちらも珍しいスパイスの香りがして美味しかったです。ほかにも、「シナモンミルクティー」、「ラムミルクティー」、「ブランデーティー」、「オレンジシャリマティー」など、珍しい紅茶がいろいろ。もちろん、「アッサムティー」や「ダージリンティー」などもあります。

カレープレートは、お好きな紅茶付きで、平日の14時までは880円、平日14時以降と日曜・祝日は1150円という価格設定(これでこの値段はびっくり)。


本棚に「せとうち暮らし」や「IKUNASU」、香川のカフェを紹介した本などがあり、しばし読み耽っていました。


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それと、トイレがきれいすぎてびっくりしました(今まで訪れたお店で一番かも)。



帰りがけにはお土産のクッキーまでいただきました。

ちなみに、柞(ははそ)というのは、日本独自の木々を意味する古来の総称だそうです。

メニューにこのようなメッセージが書かれていました。

ひと昔前の日本では、様々な木々が集まり、杜(もり)を形成していました。柞(ははそ)の杜とは、ブナ・椚(くぬぎ)・楢(なら)・楓(かえで)・桜等々の一本一本が、それぞれらしく根を張りながら、互いに共存して生きている場。そんなふうに人と人とが互いに共生することが、益々これからの社会かと、この店の名前を、Tea Room「杜の杜」(ははそのもり)といたしました。
こうして名付けられた、Tea Room「杜の杜」も自然の大きな節理に沿う中で、ゆったり一息ついたり、楽しく次を創っていく人々が集ったり、そんな場として皆様に、Tea Room「杜の杜」が役立てられたらと。それが、私たちTea Room「杜の杜」の心からの想いです。

隅々までおもてなしの心のあふれるお店で、店名やこうしたメッセージが後付けのものではないことを感じました。


●お店の情報
Tea Room 柞の杜(ははそのもり)
営業時間: 11時~19時(ラストオーダー18時30分)
定休日: 月曜(祝日の場合は営業で、翌平日が休み)
電話番号: 087-873-2022
住所: 香川県高松市兵庫町2-9 高松書林ビル2階




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