「2/3」の意味は? 商店街でアンケート調査。明日は投票日!


昨日の午後。「小学生みたいだね」と言われながら、高松のスタバで工作。画用紙を貼り合わせて、「2/3」と書いた紙を片手に、商店街をうろうろ。



「すみません、アンケートやってるんですけど」と、何人かに話しかけてみました。「今週末、選挙ですよね。この3分の2っていう数字、何のことかわかりますか?」


先日、こういうニュース記事を見て、これは対話のきっかけとしていいなぁと思ったので。

【参院選 土佐から】改憲への「3分の2」 高知で83%意味知らず|高知新聞






「2/3」というのは、このブログを見てくれている方のほとんどはご存知だと思うのですが、今回の参議院選挙で改憲勢力が確保したら改憲発議ができるようになる議席数(割合)のことです。

行き交う通行人たちをむずかしい表情で眺めていたおばあちゃんは、「もう期日前投票してきた」と、シャッターを降ろすような口調。「この数字、何なのか…」とおそるおそるきいてみると、「わかってる」。「ちゃんと伝わってない人が多いみたいなんで、言ってまわってるんです」「よろしくね」
かなり危機感を感じているようなご様子でした。

今回の選挙で初めて投票権を得るという大学生と、おそらくそのおばあちゃんとも話すことができました。自民党の憲法改憲草案の内容や、集団的自衛権と個別的自衛権の違い、経済や大学の学費のこと、野党共闘の意味合いや香川選挙区の立候補者のことなど、30分近くしゃべっていたでしょうか。野党統一候補として田辺健一さんが立候補していることを2人ともご存じないようでしたが、状況を説明すると、大学生は「田辺さんに入れる」とうれしそうに言っていました。夕方から駅前で演説があると伝えると、行きたそうにされていました。

雨がしとしと降るなか、6時からことでん(高松琴平電気鉄道)瓦町駅前で、田辺健一さんの他、民進党の小川淳也さん、社民党の高田良徳さん、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の佐藤倫子さん、共産党の山下芳生さんなどが参加して街頭演説。

雨にもかかわらず、見たところ何百人も集まり、通行の足を止めて聞いている方が前回より増えたように思いました。



演説会の映像はこちら。




田辺さんの演説については、下のページに書き起こしもあります。




同じく、facebookの「たなべ健一を勝手に応援するページ」に、田辺さんの政策を見やすくまとめてくれている画像があったのでシェアします。



誰に、どこに投票しようか、まだ迷われている方もいるかもしれません。

今回は、とにかく改憲を阻止しないと、この先日本はどうなってしまうのか、呑気者のぼくでさえ危機感を感じています。日本が海外で自由に戦争できる国にし、国家の権力を制限するどころか国家を国民の上に置いて国民を縛り、国民の人権や自由を奪い、緊急事態だといって無制限に何でもしてしまうことを可能にするような憲法に賛成でなければ、自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の「改憲4党」以外の立候補者や政党に投票しましょう! ぼくは期日前投票を済ませ、田辺健一さんと、比例は共産党に投票しました。