SUGIZOさん(X JAPANギタリスト)が三宅洋平さんの選挙フェスで応援。「音楽に政治を持ち込むな」という非難は「はっきり言ってクソくらえ」



最近は、相方と食事をしながら、三宅洋平さん(東京選挙区から立候補しているミュージシャン)の「選挙フェス」や、たなべ健一さん(香川選挙区の野党統一候補)の「たなけんTV」を見るのがお決まりになってきました。

今日見た「選挙フェス」に、LUNA SEAやX JAPANなどのギタリスト・バイオリニストであるSUGIZOさんが登場しました(10:30くらいから)。




ぼくは実はこの映像で初めてSUGIZOさんのことを知ったのですが、SUGIZOさんのお話に心を打たれたのでご紹介します。

SUGIZOさんは、三宅さんが前回、2013年の参院選に立候補したときも支持されていたらしい。10年くらい前から知り合いで、三宅さんの音楽が好きだったことが始まり。本音を国会で吐いて、本音を伝えてくれる政治家はほとんどいない中、山本太郎さんという稀有な政治家が3年間孤独で頑張ってきて、強力な仲間が必要だと。

「ミュージシャンが本音を吐き続けて、その本音が強くて、そして選挙にトライしてみようというのは、ものすごく勇気のいることなんですよ」

三宅さんの支持を表明したことで、twitterやFacebookで散々非難され、だいたい意見は「音楽に政治を持ち込むな」「表現や芸術に政治を持ち込むな」というものですごく罵倒してくるそうですが、「はっきり言ってクソくらえです」とばっさり。

なぜか。ロックは、社会と共にあるんです。ぼくらは、もちろん、ボブ・ディランやジョン・レノン、マーヴィンゲイがすごく好きなの。本音を吐いて何が悪い、ロックンロールが。もう一つ。たとえば、ワーグナーもベートーヴェンも社会と一緒に音楽をつくってきたの。実はむしろ、社会と音楽、芸術は一緒にあるんです。その中から、洋平くんが、一歩、先に踏み出そうとしてくれたってことは、ぼくらミュージシャンにとってもすごく勇気づけられることで。だいたいね、リスクをおそれて行動しないほうが人生つまらないじゃないですか。どうせ、長くないんだし、ぼくらね、年も年だし。やるんだったらとことん本音を吐いて、でもその本音がネガティブなことじゃなくて、世の中をよくしたいっていう、そういう美しい本音だったらいくら吐いたっていいじゃないですか、とぼくは思います。

その後の三宅さんのお話から抜粋・・・

みんな、ちょっと今までとスタンスは変えていってもらいたいし、なんか政治に関わんないほうがミュージシャンとしてダサいっていう時代にこれからはしていってほしいんだよね。主役はやっぱみんなだし。だって、バーニー・サンダースのこと、レッチリが応援してたじゃん。

ミュージシャンだけでなく、あらゆる分野の表現者にとって、そういう時代になりつつあるのを感じています。


こちらの映像(選挙フェスDay2@JR高円寺駅北口)もぜひ。