映画上映会(自主上映会)をするなら、「cinemo(シネモ)」という選択肢があります。

映画上映会(自主上映会)を開こうと計画しているという話を前に書きましたが、諸事情で、今回は中止になりました(時期を見て改めて計画しようと考えているので、そのときはまたお知らせします)。

友人に教えてもらって知ったのですが、ユナイテッドピープルという会社が運営する、映画の市民上映会(自主上映会)のための「cinemo(シネモ)」というウェブサイトがあります。

cinemoウェブサイトより

「映画をよりよい未来のために」をミッションとし、経済、環境、生物多様性、紛争、貧困、多様性など、社会的な課題をテーマにしたドキュメンタリー映画を上映できます。

映画には大きな力があります。一人ひとりの心に映像のみならず、音楽や言葉で訴えかけ、人に感動を与えることが出来ます。映画を観て人生が変わったという方は無数に存在しますよね。

そんな映画を世界のことを、社会のことを学ぶために使いませんか? また、映画をきっかけに、コミュニティの人々が集まり、集まった人たちで映画のテーマについてディスカッションするなどすることで、新しい出会いやコミュニティ活性化のきっかけにもなりますし、一緒に社会の課題解決について話し合うことで、答えが見いだせるかもしれません。

シネモについて|cinemo より

映画は現在、26本掲載されています。特に気になっていたのが、「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」という映画。ファストファッションの裏側を取材し、フェアトレードやエシカルファッションを紹介し、消費社会や真のファッションについて改めて考えさせられる作品です。




「cinemoシアター」というシステムもあり、年間ライセンス料金(税別で10万円)を支払えば、上映会の参加者数200人までは、対象作品を何本でも何回でも上映できます(会場の数には制限あり。入場者数が年間201人以上になった場合、500円×超過人数(税別) の追加料金が発生)。

このシステムなら、1回の上映会で参加者があまり集まらなくても、何度も上映すれば費用が赤字になりにくいので安心です。カフェやイベントスペースなどをお持ちの方は、会場費もかからず自分のところで何度でも上映できるので、便利なシステムだと思います。

映画上映会に必要な機材は、プロジェクター、スクリーン、スピーカー、DVDプレーヤー(あるいはDVDを再生できるパソコン)。

cinemoでは、こちらの一体型のモデルをおすすめされています。

セイコーエプソン DVD・スピーカー一体型ホームプロジェクター/dreamio/EH-DM30+80型スクリーンセット EH-DM30S


古い型でよければ、プロジェクターはヤフオクで1万円くらいで買えます(ぼくもこの機会に購入しました)。プロジェクターはランプが消耗品らしく(初めて知りました!)、中古品を買うときはその寿命に注意が必要です。