トイレに行くために朝一に稲の脱穀。珍妙な暮らしの風景。



うちでは生ゴミ処理機を使ったコンポストトイレを使っていて、水で流す代わりに葉っぱを使います。

生ゴミ処理機を使ったコンポストトイレ第2号、なかなか快適です。 - 珍妙雑記帖





トイレに葉っぱを切らしてしまっていましたが、雨で外に落ち葉を集めにいくことができず、家の中に保管してある一昨年の稲を脱穀して藁を使うことにしました。

昨年は、足踏み脱穀機と唐箕をお借りして脱穀しましたが、一昨年は手作業だったのでなかなか脱穀が進まず、まだ紙袋に何袋分も残っています。

それ以上天日干しする必要がないくらい水分が抜けた頃に収穫し、穂先だけ鎌で切り取ったため、足踏み脱穀機には通せず、道具を使うなら千歯扱きです。



江戸時代に生まれた千歯扱きで稲を脱穀してみました。 - 珍妙雑記帖






普通、束にした稲をこの上に押し当てて引っぱり、種籾を藁から分離していくのですが、穂先だけの稲を脱穀していくのは一本ずつしかできず、なかなか地道な作業です。

相方が動画を撮影してくれました。





1時間以上かけて、紙袋1杯分脱穀し、これでようやくトイレに行けるようになりました。手間ひまかける、田舎暮らしです。


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