2016/03/29

小豆島の石も辺野古基地建設の埋め立てに使われようとしています。ほとんど知られていませんが…



先日、三上智恵監督の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』という映画を観て、辺野古の豊かな海に巨大なコンクリートが沈められ、サンゴがつぶされている映像を見て悲しくなりました。

今、海の工事はストップしているようですが、国は工事を再開しようとしています。海を埋め立てるには土砂が必要ですが、それをどこから持ってくるかというと、沖縄や九州、そして遠く瀬戸内からも運ばれる計画になっているそうです。



朝日新聞でも記事になっていました。

辺野古埋め立てに瀬戸内の土砂? 小豆島に戸惑い - 沖縄:朝日新聞デジタル
調達先と ...




埋め立てに必要とされている土砂は、東京ドーム17個分にあたる2062万立方メートル。岩を砕いたもの(「岩ズリ」と呼ばれる)は、全体で1640万立方メートル分用意し、そのうちの1・8%に当たる最大30万立方メートルを小豆島の採石場から切り出す計画になっているらしい。

市民団体「小豆島環境と健康を考える会」で小豆島での森林開発の監視や行政への働きかけをされてきた冨田恒子さん(77)は、こう語っています。

沖縄の人々がぜひ海を埋めたいというなら仕方ないが、国と法廷闘争してまで反対と言っている。そんなところに島の土を持っていってほしくない。

辺野古の基地建設のための土砂が自分の住む香川からも運ばれる計画になっているとは、初めて知りました。

沖縄には高校の修学旅行で行ったきりで、その海岸を訪れたことはありませんが、リゾート開発などにより、自然の姿を残した海岸はもうほとんどないそうです。そうしたなか、国が埋め立てて基地を建設しようとしている辺野古の大浦湾には、絶滅危惧種のジュゴンが餌を食べに来る藻場があり、サンゴの大群落が広がり、豊かな自然が残されています。

そんな豊かな海を強行的に埋め立てるために故郷の山肌を削り取った石を使われるのは嫌だ、という人はたくさんいるのではないでしょうか。

香川では、「故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川連絡会」が立ち上がっています。(13の市民団体から成る「全国辺野古土砂搬出反対連絡協議会」の賛同団体)

故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川連絡会 ブログ
同  facebookグループ

「辺野古埋め立て土砂搬出反対全国連絡協議会」は、土砂採取計画の撤回を求める5万2429人の署名を安倍首相宛てに提出しています(2015年10月15日)*1。知らなかった!

今は署名を募集していないようで、今できることは何だろう? まずはこうした事実を知り、誰かに伝えて知る人を増やし、一人一人が、自分が何を望んでいるかを訴えていくことが大事だと思います。

・・・
*1 「辺野古への土砂搬出反対 全国協が署名提出 沖縄タイムス」(2015年10月16日)


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