ものごとを「再開」するには、億劫でもとにかく体を動かしてみること。


しばらくお休みしていた家のリフォームを再開しました。

お借りしている古民家の一番奥の部屋は、押し入れの壁と天井の間に大きな隙き間があって空が見て、そこから虫が侵入してくるので、藁を入れて漆喰で塗り固めて隙き間を塞いでいきました。

コテでは難しかった細かい部分をハケで塗ろうと思ってハケを買ってきたところで止まっていて、それから数カ月が過ぎていきました。

「奥の部屋の押し入れの漆喰ぬらな」と何回思ったことか。でも、思っているだけでは進みません・・・。

ものごとを一旦中止すると、次に再開するまでの間があけばあくほど、再開するのが億劫になっていくものです。そして、数カ月という時間はあっという間に過ぎます。

ようやく重い腰を上げ、いざ作業を再開すると、楽しくなってきました。ぼくはいつもそうです。相方には「ディーゼルエンジン」と言われます。なかなか動き始めないのに、動き始めると止まらなくなる。家のリフォームもそれ以来、楽しくなってきて、今日もその部屋の掃除をはりきってしました。

一旦中止したことを再開するのがこんなに億劫なのは、「ディーゼルエンジン」のぼくだけでしょうか?

そういうときは、大きなことを一気にしようと思わず、とにかくちょっとだけでも続きをしようと思って「手をつける」のがいいと考えました。自分の気分が「NO」と言っていても、無理やりにでも体を動かしてみる。そうすればたいてい気分もノッてきます。