新月と満月をゆるく意識して暮らす



3、4年ほど前から、月の満ち欠けを意識するようになりました。

ぼくの周りでは、「新月の願いごと」を書いている人が多いのですが、やったことありますか?

ぼくも最初は「うさんくさい」と思っていたのですが、相方がやっているのを見て、どうもよさそうなので、いつの間にか始めていました。

やり方は簡単。

新月から48時間(なるべく8時間)以内に、紙に願いごとを2つ以上、最大10個まで書きます。欲張ってたくさん書くとエネルギーが分散してしまうし、1つだけだとエネルギーが活性化しない、とされているようです。

書き方の形式というのがあって、「私は〜」というように、自分を主体にし、肯定形で書くのが一般的です。そして、未来のことでもすでに叶ったかのように現在形で書くのがいいとされています。たとえば、「私は◯○くんと仲良くなり毎日楽しく暮らしています」というのはOKですが、「◯○くんが私にいじわるしなくなり、今月は悲しい思いをせずにすみました」というのはNGです。同じような内容ですが、前者のほうが読んだときにも気持ちが明るくなります。

それから、これは最初の頃は気にしていませんでしたが、「ボイドタイム」というのを避けたほうがいいとも言われています。「ボイドタイム」というのは、太陽や惑星から月を経由して地球に降り注ぐエネルギーが遮断される時間帯をいうそうです。「ボイドタイム」には、人間の感覚が敏感になり、想像力が活発化するとされていますが、「ボイドタイム」に新しく始めたことは予想外の結果を招くことが多いと言われていて、この時間帯は新月の願い事を避けたほうがいいとも言われています。「ボイドタイム」がいつに当たるかはインターネットで調べてみるとすぐに出てくるので、気になる場合は避けて気持ちよくできるのがいいと思います。

新月から満月までの時期は、「膨らんでいく」イメージを持って暮らしています。新しいことを学んだり、未来に向けて日々の積み重ねを大事にしたり。

満月になると、それまで積み重ねたものが「実る」イメージ。今住んでいる家を借りられる家が見つかったのも、ちょうど満月の日でした。満月の日はその前後は、身体が吸収する力が高まっているようで、食べ過ぎたり、ヘンなものを食べないように気をつけています。

満月から新月までの時期は、それまでに蓄積したものを外に出していくイメージです。集めた情報や経験をもとに何らかの形でアウトプットしたり、思いっきり体を動かしてエネルギーを発散したり。身体に入れてしまった毒素を排出しやすいのもこの時期だと言われています。

忙しいと、月の満ち欠けがどうなっているかすっかり忘れているときもありますが、何となくでもイメージしていると、暮らしをスムーズにするヒントとなるように感じています。

今年からは、「和暦日々是好日」という旧暦手帳を使っているので、月の満ち欠けを意識しやすくなりました。

この手帳は、それぞれの新月や満月の意味合いが書かれているのも気に入っています。昨日(2月23日)は、乙女座の満月で、「努力の結果が得られ、理想のために身を清めるとき」だそうです。「身を清める」かぁ・・・いろいろ考えるきっかけになります。


LUNAWORKS 和暦日々是好日 2017 旧暦手帳 B6 (カバーなし)

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto