瓦町のジュンク堂で「murmur magazine」などの特集コーナー。新しい風を感じます。

瓦町FLAGのジュンク堂に寄ると、「murmur magazine」やその編集長の服部みれいさんの特集コーナーができていました。

「murmur magazine」は、エシカルファッション、冷えとり、自然農、エコなど、自然に調和した暮らしや生き方、ファッションなどを幅広く扱う女性向けの雑誌ですが、男性を対象にした「murmur magazine for men」というのもいつのまにか発売されていました。


murmur magazine for men 創刊号

創刊号では、最近話題の「不食」や「デジタルデトックス」のことなどが特集されていました。

デジタルデトックスの対談記事で、ケータイを持ち歩かずに、出先ではポメラで記事を書いているというくだりがありました。ポメラとは、小さなワープロのようなもので、テキスト入力に特化した道具です。パソコンを使うと、メールを見たりネットサーフィンをしたり、仕事の途中で気を散らすものが多いですが、ポメラを使うと自分の頭から生まれるテキストだけに集中しやすいようです。

ポメラのことは前から気になっていて、ぼくはキーボードを折り畳めるタイプで最新型のDM25が欲しいのですが、製造中止で新品のものはどこにも見当たりません。

製造をつづけているのは、どうやらこちらのDM100だけのようです。


キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック

これは近所のケーズデンキにもあって、触ってみたところなかなか快適でした。ただ、バックライトを消せないのと(ついていることがほとんどわからないくらい暗くはできますが)、他のモデルに比べてサイズが大きめなのが難点です。

ポメラについてはこちらにも書いています。

デジタルメモ「ポメラ」のこと - 珍妙雑記帖






「murmur magazine」の特集コーナーに、同じくエムエムブックス(mm books)から発売されている「URBAN PERMACULTURE 都会からはじまる新しい生き方のデザイン」という本が並んでいました。


都会からはじまる新しい生き方のデザイン(ソーヤー海、 東京アーバンパーマカルチャー)

都会の裏庭やベランダでのおしゃれなガーデニング、電力のオフグリッド化や、アースオーブン、ドームハウスのつくりかた、みんなの居場所を取り戻す街づくり、ポットラック(料理の持ち寄り会)、瞑想などが紹介されていて、写真を見ているだけでも楽しくなってくるような本でした。

東京にいた頃によく行っていたイベントやお店(カフェスローやカフェ・オハナなど)なども紹介されていて、行ったことがないお店も気になるところがいろいろあって、最近はそういう店が増えてきているのかもしれません。

街中の大型書店でこういう特集がされるとは、暮らしやファッションのトレンドが変わりつつあるのを感じました。