朝一に何をするかで一日のモードが決まる?

最近は、朝起きるとまずストーブをつけて15分ほどヨガをします。ヨガをしないと一日中身体の調子がわるいので、寝坊してすぐに出掛けなければならないとか、よっぽどのことがないかぎり毎朝続けています。

その次に何をするかは日によりますが、どうも一日の最初に何をするかでその日全体の調子が大きく決まってくるような気がします。

いきなりネットサーフィンなんて始めてしまうと、その日一日、ケジメなくだらだらと過ごしてしまうことが多い。

翻訳の仕事から始めると、見聞きした情報を批判的に考えたり、自分の考えやアイデアが浮かんだりしにくくなってしまうようです。これは人によると思いますが、ぼくはマルチタスクが苦手で、翻訳の仕事をしているときは完全に翻訳モードになって、原文を正確に、かつ効率的に訳すことを最優先し、書かれている内容について自分がどう思うかとかは書かれていることから連想して何かを考えたり思ったり、ということはほとんどありません。情報処理の仕方が、普段、何か目的や興味をもって情報を得るときとはかなり違います。そして、一日のはじめにそれをすると、一日中、翻訳の仕事をしているとき以外でもそういう情報処理の仕方に近づいてしまう傾向があるようです。打っても響かず、言葉もとつとつとしか出てこなくなります・・・。

「起きてすぐに翻訳せんほうがいいんちがう?」と相方にも言われます。それで今日もまずはブログを書いています。ブログにしても、最近は見聞きした情報をまとめた記事が多いのですが、「何も見ずに自分の中にあるものだけで書いてみたら?」との相方のアドバイアスに従って、こんな記事を書いています。

ぼくは油断すると受け身になってアウトプットよりインプット中心になりがちで、それだと元気が出ず、創造性も低まるので、なるべくアウトプット中心の生活を心掛けるようにしています。ブログを書いているのは、そのためでもあります。

今日は朝から雨なのでいきなりパソコンに向かっていますが、晴れた日は、朝起きていきなりパソコンに向かわず、午前中は畑仕事や家のリフォームから始めるように日課を決めています。一日をパソコン仕事から始めると、どうも一日中腰が重たくなるように思うので・・・。

一日の最初に外の空気を吸うと、気分がすっきりします。早起きして自転車で近所までゴミ出しに行くときは、寒くても気持ちがいいものです。身体をよく動かしたあとは、デスクワークもはかどります。

それから、一日のはじめになるべく楽しいことをするのも大事かと思います。起きて最初にするのが億劫なことだと、朝起きるのが嫌になります。さぁ、今日もこれができる!と思って起きることができれば爽快です。

ただし、それはインプットではなくアウトプットの活動にしておかないと、一日中、他人が出す情報を追っかけて何となく終わった、ということになりかねません。アウトプットには多少の苦しみが伴うことが多いので、まずは気楽にできることから始めるのがいいかもしれません。一日の最初からアクセル全開にすると、その日の途中でくたびれてしまうこともあるので、エネルギーの調整が必要です。

2016年も半月すぎ、これまでの過ごし方を振り返って一日の過ごし方をまたよく考えてみようと思います。