ボジョレ・ヌーボーとは何なのか、調べてみました。

「ボジョレ・ヌーボー」という言葉を知ったのは、大学生の頃でした。大々的に宣伝していて何やらありがたそうなワインらしい、ということで、同じ「ボジョレ・ヌーボー」ならどこで買っても大して変わらないだろうと思ってコンビニで買ってみたら、美味しくなくてがっかり。

それ以来、「ボジョレ・ヌーボー」はまやかしに違いないと思って、買わずにいました。

そもそも、「ボジョレ・ヌーボー」とは一体何なのかすら、わかっていませんでした。

「デジタル大辞泉」によると
ボージョレ‐ヌーボー(〈フランス〉Beaujolais nouveau)
《「ヌーボー」は新しいものという意味》その年の秋季に、フランスのボージョレで収穫されたブドウ(ガメイ種)で造られる赤ワインの新酒。醸造期間が数か月と短く、解禁日の11月第3木曜日を世界各地で愛好家が待ちわびる。

なるほど。解禁日が決まっているから、こんなにお祭り騒ぎをするわけですね。

ボジョレはフランスの南東部に位置する丘陵地帯で、地図で見るとここです。




2015年のボジョレ・ヌーヴォーの輸入量は54万箱(1箱 9リットル)で前年比6.9%減となり、3年連続で輸入量が減っているようですが、それでも、フランスが輸出するボジョレ・ヌーヴォーの6割近くを日本が占めているそうです。

日本には1985年にボジョレ・ヌーヴォーが入ってきたとのこと。バブル経済の進展とともに一大ムーブメントとなり、日本でワインの消費量が高まるけん引役になったという。なるほどー、ぼくが赤ちゃんや子どもだった頃にそういうことがあったとは、知りませんでした。

調べていたら、飲みたくなってきました。コンビニのはたまたま美味しくないボジョレだったのかもしれません。

冬はホットワインも美味しいです。いっとき、ホットワインを飲みながら、おつまみにカマンベールチーズにハチミツをかけたのをしょっちゅう食べていました。これはクセになります。


追記:最近(2019年1月30日時点)はお酒をほとんど飲まなくなりましたが、酒粕料理に目覚めました。


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